当時はバスタブや衛生陶器などの量産タイプのプロダクトを生産するラインと、アートピースを生み出すスタジオを有していました。スタジオでは、1940年代にスティグ・リンドベリを中心に数々の素晴らしい陶芸作品・プロダクト製品を生み出しミッドセンチュリーに一時代を築きました。なかでもこの時代に生み出されたリンドベリのテーブルウェアの数々は、シンプルで何にでも合わせやすく、使い勝手のいい機能的な要素に加え、遊び心のあるデザイン要素をも持ち合わせおり、スウェーデン家庭では日常的に愛用されていました。
そして現在ではヨーロッパやアメリカでスカンジナヴィアンアートの代表的なものとして根強い人気があり、たくさんのコレクター・ファンがいます。また近年日本においても、リンドベリがスウェーデンのデザインを広めるべく来日した1959年より半世紀近く経た今、再評価され人気上昇中です。
現在は、HPF i Gustavsberg社と社名変更し、主にボーンチャイナやストーンウェアのテーブルウェア・花瓶等を生産しています。
1916年生まれ。戦後のスウェーデンにおいて、もっとも影響力をもった陶器作家の一人。彼はグスタフベリで ヴィルヘルム・コーゲのアシスタントとしてキャリアをスタートさせた後、1949年に同社のアートディレクターになりました。そのデザインは、一点ものの芸術作品のみならず、フェアンス焼きの様々な装飾品、耐熱のディナーウェアを含む実用品、プラスティック製品、電気製品等、プロダクト・デザインの分野においても多岐にわたります。また幼少時から絵画が得意で、絵本・トランプの挿絵・テキスタイルデザインも行っています。そしてグラフィックデザインの分野でも、パッフレット・ポスター・カタログ・広告・包装紙なども手掛け、国内外から大きな関心を引き寄せました。日本では、1958年に西武百貨店の包装紙デザインを手掛けています。彼はまさしく国際的に認められた芸術家のひとりです。
1959〜74年に生産されたEVAシリーズの復刻版です。青いドット柄のADAMと同様に、ドット柄をデザインモチーフにしています。赤地に白抜きのシンプルなドット柄は、ADAMと揃えて使いたいデザインです。
60年代に生産されたRED ASTERシリーズの復刻版です。 カップいっぱいに描かれた美しい花びらの重なりが印象的です。「アスター」とはキク科の花の一種で、15cmの大きな花を咲かせる種もあります。
60年代に生産されたBLUE ASTERシリーズの復刻版です。 大胆に描かれたブルーアスターが、食卓にさわやかな印象を与えてくれます。和洋どちらのインテリアにも合わせやすく、お部屋に彩りを添えてくれます。
1955〜74年。ショコラカラーのラインとブラックのストライプが素敵なデザイン。 1955年、ショコラカラーの鍋やポットといった耐熱性食シリーズ「テルマ」と組み合わせるテーブルウェアとして「H55」展で発表されました。「SPISA」とは食べる、「RIBB」とは棒の意味です。
1959〜74年。遠近法を取り入れて、シンプルなドット柄を実に魅力的に変身させた作品です。まわりの雰囲気やその日の気分によって、可愛くも、クールにも見えます。
1960〜74年頃。緑の葉っぱに黒い葉脈が大胆に描かれた生命力に満ちた鮮やかなデザイン。リンドベリの代表作でもあり、今でも絶大な人気があります。「BERSA」とは葉っぱの意味です。
1905年に発表されたALLMOGE(アルモゲ)は、赤と青のバラの芽が描かれた陶磁器製テーブルウェアです。グスタフスベリミュージアム(ナショナルミュージアムの一部)において今日でもいまだに職人の手により絵付けがなされています。
カップの側面に大小のリング模様が特徴のBubble(バブル)。Gustavsbergとしては珍しい真っ白のカップ&ソーサーです。光がキラキラ乱反射してソーサーに映り込みます。